にこにこ会
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・立ち上げにまつわる物語
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vol.1 2009年度の新入会員を聞き手に、 これは決して、当会の公正無私な足跡というわけではありません。 けれど、どうか願わくば、 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 出演者 なかよし会 やんちゃお 中村さん 黒川さん 高崎さん 栗原 水澤 新人母 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ にこにこ会が発足された1999年より14年も前の1985年、自主保育グループ「なかよし会」が同じ鎌倉の地に生まれました。 「自然の中で我が子を仲間と共に遊ばせたい」、このごくシンプルな親たちの思いでにこにこ会ははじまりましたが、その陰には「なかよし会」と「相川さん」との出会いがあったからこそ。 では、そのあたりのことから、お話しいたしましょうか。 一同:よろしくお願いします。 (当時の案内より) 1回目)オリエンテーションと鎌倉市の育児支援の紹介 2回目)子育てサークルの活動紹介 3回目)子どもの日常生活で大切な事 4回目)自然の中で遊ぼう(集合場所・鎌倉中央公園) 5回目)交流会(意見交換) にこにこ会を立ち上げた皆さんは、このセミナーの中で紹介された『なかよし会』の話を聞いて、ものすごく感銘を受けたと聞いています。でも、いざなかよし会に入りたいと思ったら入れなかったとか・・? 鎌上:申し込んだけど入れなかった方もいたみたいです。 新人母:要するに、なかよし会はすでに定員いっぱいで入れなかった。それで、頭にきて? 一同:(笑い)。 中村さん:カチンときたの、カチンと(笑)。 栗原:にこにこ会ができたのは怒りのパワーが元か(笑)! 高崎さん:子育て仲間がほしい!という私利私欲で!! 鎌上: 立ち上げメンバーには、いろいろな方がいたと思います。セミナーに来る前から『土の子育て』を読んで自主保育を勉強されて来た方や、自主保育はよくわから ないけど皆で集まるのがおもしろそうと思った方、親子の友達作りがしたかった方、なかよし会ややんちゃおの話を聞いて「やってみたい!」と思った方、自主 保育まではいかなくても自然の中で友達と遊ぶ事に魅力を感じた方…、思いは皆それぞれだったと。 新人母:でもその時に居合わせた方々で新しい会(にこにこ会)を作るってことになったわけじゃないですよね。後日連絡し合ったんですか? 鎌上:いや、私の記憶だと10月14日、セミナーの最後の交流会で「自主保育に魅力を感じた」とか「自主保育をやってみたい」「(交流会の前の回にやった)外遊びが楽しかった」という意見が多かったんです。そうしたら、その時助言者としていらしていた相川さん(なかよし会保育者)が「あなたたちも自分たちでやってみたら」っておっしゃって。 高崎さん:「じゃ、書こう〜!!」 とか言ったような気がするー。 一同:あぁ(納得)。 鎌上:そして、これだけの方が集まったんです。(名簿を出す:親10名・子ども12名) 一同:おお!(感動)。 鎌上:次、じゃぁ、中央公園で集まる?ってそんな雰囲気で。 一同:ほうう。(感心)。 新人母:全然知り合いじゃない人と一緒に、とりあえず自分が言い出して集るって、抵抗なかったんですか? 高崎さん:だって、旦那の土地へ嫁に来た時点で全然知り合いじゃない人ばっかりだもんねぇ。 鎌上:そうそう。友達同士では一切なかったんです、これ。 新人母:そうしないと(努力して集らないと)子育て仲間がいない? 先輩母一同:全然いない(笑)。 鎌上: 私も当時、深沢地域に引っ越してきたばかりで。公園に行ってみても子どもがいなくて、親子の友達作りの場を求めていました。自主保育に興味があった方はも ちろんですが、子育て仲間が近所にいない。それでも一歩家から外に出たい人がそのセミナー(遊びを通して子育ちを考える会)に集まったんじゃないでしょう か。そして1999年10月26日、中央公園に集まり第1回目の活動が行われました。ここからが「にこにこ会」の始まりとなります。この時点で名前を連ね ていたのが親子総勢30名(親:14名・子ども16名)。紹介により、セミナーのときよりちょっと人数が増えました。 |
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