にこにこ会







・活動レポート

どんぐり・マクラカ組レポート

7月10日(金)天気:くもり 記録者:ハチヤ母
欠席:イッチ
コース:○×駐車場→旧K青少年広場奥の階段→KZ神社→KZ公園→Dハイキングコース→○×駐車場
引率:マクラカさん、ニーナ母、ハチヤ母

 海の予定だったが、強風の為に山コースとなった。マクラカさん曰く「弱気のGZ山コース」。…が、これが弱気のコースでなくなってしまうとは、出発の時点では誰も予想していなかった…。

  車を降りた後、長い石段を登る。途中、アジサイが咲いているのを見たり、ドクダミの葉を摘んだり。階段を登り切った民家のあるあたりで、以前マクラカさんが蛇に食べられているカエルを見たらしい。壮絶な場面だったそうで、見たいような見たくないような…でも、自然界の厳しさを垣間見られるところも、にこにこ会の醍醐味かな。

 風が吹くと、皆両手を広げて風になって走る。広場では皆チョウチョを追いかけて走り、順調に移動。K神社横の大木があるところで、お料理をして遊ぶ。近くの木のウロはお店屋さん。子ども達が順番に入っては出てくる。神社でお参りしようと、マクラカさんに皆続く。神社では「イッチが早くよくなりますように」とお願いをしたとの事。本当、早く元気になってね。移動のときは、シウが皆のリュックを順番にお届け。ナナユキには背負わせてあげていた。
「もう、みんなにとどけてもらってばっかりじゃだめでしょ」と言われていたのを素直に聞いてたナナユキでした。子ども同士の会話が多くなっている。リュックを誰かが忘れても誰かが届けるということができていて驚いた。私が前回引率に入った時とかなり違う。すごい!見ていて楽しい。

  広場に行く途中、まず第一の難関。大人なら4〜5歩で登れそうだけど、ちょっと急な崖。木につかまらなければ登れない。泣きが入るロクラ、ゴウキ、ハチヤ。ロクラはマクラカさんの励ましもあり、自分で木につかまって登っていった。ゴウキが泣きながら何か言っている。何を言っているかよくわからなかったが (本当にごめんね)「うん。うん。」と聞いていたら、「ゴウキくん、じぶんでのぼる」と言った。
「じゃあ行こうか」と言ったら、あっという間に登っていった。但し、先に登っていたロクラを追い抜こうとしてマクラカさんに注意されていたが…。

 シートを広げてお弁当を出す。雨のライゲン。皆、手を動かして歌い、お弁当配りもスムーズに終わった。この前できていなかった事がここまでできるなんて!またまた感動してしまった。
  お弁当を片付け終わった子から『ソフトクリームの木』で遊ぶ。『ソフトクリームの木』は一段高くなっていて、皆の歌のオンステージとなった。本領発揮の ニーナ。妙(?)なダンスを披露してくれたナナユキ、なかなか渋い選曲(何の曲だったか…すみません、忘れました)で歌ってくれたサブロウ。楽しかっ た〜。さあ、行こうかといったところ、ナナユキとニーナの小競り合い。仲裁に入ったのはサブロウ。サブロウ、そのためにニーナの攻撃をうけるはめになった が、さーっと逃げて、そこで終わり。電車のオブジェでは、マクラカさんが上に乗っていたが、残念ながら登れた子はいなかった。サブロウを押して登らせよう としたニーナ、気持ちが通じず泣いてしまう。悲しくて悔しい思いをする経験があるからこそ、気持ちが通じたときの嬉しさは格別なものになるのかな、なんて 思った。

 迎え車に来てもらう予定を変更して、歩いて解散場所に戻ることになった。Dハイキングコースへと入る。ハチヤが動かなくなる。 女の子3人とサブロウが戻ってきてくれた。手を貸してくれるもハチヤが拒否するので、皆が頭をなでてくれた。エネルギーをくれているように見えた。ただ、 ハチヤの復活が遅くて怒りを買ったのか、彼女なりの励ましのつもりだったのか、ニーナに髪をひっぱられて最後は泣いていたが…。そこへ戻ってきたナナユキ がぱこん!「早く来いよ!」といった感じだった。その後、皆が隠れては「ばぁ!」っと何回かしてくれたおかげでハチヤも機嫌が直る。これで復活か?と思っ たら甘かった。ここからだった…。明るい通りから一変、笹の藪こぎに入る。これは泣く子が続出。ニーナ母さんが「手を前に出すといいよー」と言ってくれた。ニーナ、素直にやっている。私は泣き叫んで動かないハチヤの手を前にださせ、背中を押して進んだ。まるで盾?ひどい母です。

  藪こぎを抜けたら次は狭くて暗くてぬかるんでいる山道。しかも下り。皆がとても苦手とする場所。前方でも泣き声が響いている。ゴウキとシウがマクラカさん の横ポジションを争ってのことだったとか。後方で響いているのは、ハチヤとロクラの声。ロクラは泣いていても、こちらの話も聞いてくれ、手をちょっと貸す と前に進む。が、ハチヤは動かず話も聞かず(通じず?)。ロクラをちょっと進ませて戻り、ハチヤをひきずり…の繰り返しとなった。こういうときこそ、動じ ず静かに進みたいと思うものだが、我が子にはできなかった。反省…。
「ほら、行くの!」と鬼の形相でひきずっていたに違いない…ロクラのトラウマにならなきゃいいけど。本当にごめんなさい。

 竹林に抜けた。風が強くて、竹がカラカラとおもしろい音を奏でていた。広いところに出て、ぱっと泣きやむロクラと、ご機嫌で歌を歌いだすハチヤ。竹林を抜けた先には、アジサイがきれいに咲いていた。見慣れた風景に出て、最後は駐車場へのぞうさんすべり。
「私、あそこだけはすべりたくないです〜」と言っていたニーナ母さん、最後の難関お疲れ様でした!

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