にこにこ会







・活動レポート

どろんこ組レポート

6月5日(金)天気:雨
記録者:まみ
欠席:しろう
コース:r邸前〜y小ヤギ小屋〜尾根道〜田んぼ前〜n休憩舎〜ss石
引率:かわろくさん・かんしちパパ・いちこママ 見学者(大人)2人

 せっかくのかんしちパパ引率&見学の方もいらっしゃるというのにあいにくのお天気。送り車の中で見学の方に「子どもたちのためにとはいえ、(こんな雨の中 を歩いたりするなんて)お母さんたちは大変でしょう?」と聞かれて、「ここで子育てできるほうが、親にとって本当にラクなんです。同じ志をもった仲間と一 緒にやるわけだし。結構楽しんでます。」と答えると、すごく納得していた。人に話していて自分の考えを整理できることは多々あるが、そうそう、こんなこと もHPにのせて自主保育のすすめ的なことをやってみたいと思う。雨はそんなに激しくないこともあって、むつおやせいや、いつみ、つぎこはレインコートを着 てくれない。y小のやぎに、あいさつ代わりにその辺に落ちている草を恐る恐る差し出して、さあ、出発。今日も先頭はかずおやごろう。山に入ってすぐ、雨が 激しくなってきた。生い茂った葉っぱや木々でしのげる域を通り越してきた雨に、ようやくむつお以外の子どもたちはかっぱを着ることに同意。雨の中を歩く と、クモの巣がとてもきれいに見えるし、虫や鳥の声も少し違う。生まれたばかりのかたつむりの赤ちゃんにも会えた。いちこ、いつみ、つぎこは目をきらきら させて見ている。覚悟を決めると雨の当番も楽しい。少し前は足をすぐにとられてしまうほどの湿地だったという場所に桑の木が二本。片方は通常の2倍はある 大きな実をつけていた。じろうといちこの誕生会ケーキの材料にとせっせと収穫していると、「大人げないんじゃないの」とばかりごろうやむつおが恨めしそう に見ている。子どもには届かない枝ばかりだし、仕方なく(!)とってやる。すこしはなれたところでようこが荷物をひろげてかっぱを着ようとしつつ、パパの ほうにさりげなく視線を送っていて、可笑しくなった。一度、雨で増水して川になってしまったところを子どもたちが苦労して渡ったところで、上のほうから 「バックオーライ!バックバック〜」とさんたやじろうの声。なんと、こんなときに限って道を間違えたらしく、パパにせっかく甘えて川を渡ったのに〜と、靴 もどろどろのようこは大泣き。みつこやつぎこがけろっとしているのとは対照的だな〜と思っていると「ようこ、靴もってるの」とにっこり。今思い出したの? おもしろすぎ。最後尾のいつみはかわろくさんに、「あなたは前に行ってくれないと遅くなるから〜」とつまむように連れていかれたが、ふと気がつくとまた後 ろにいる。トトロトンネルの手前から、右手の山の上の尾根道を目指す。今度は間違いないようだ。ひとところにとどまっているとズブズブと足をとられる湿地 から、なんとか崖に足をかけてホッとする。見学の人はなんと傘をさしながら歩いて、自分のことも大変なのに子どもたちを助けようとしてくれていて、こちら としては何とも危なっかしいけど、お気持ちはとてもありがたかった。

 崖登りしてるとき、かんしちは別人のように情けない子になっちゃっ て、後ろにいるパパはよく怒らないで辛抱してるなあ、人間の出来た方ねえ、と感心してしまった。いつもだったら、ささっと登って仲間に手をさしだしちゃっ たりしてるのに。尾根道にでて、今度は田んぼ前を降りてゆく。前がつかえて待つ間、かんしちパパが「やんちゃおのようなコースですね〜」と言っていたけ ど、よく考えたら、わたしがやんちゃおの引率なら雨のときにわざわざこんなコース選ばないと思う。当番母がイヤなこと、あえてしていなかった自分に愕 然・・。こういうことも時には必要かもしれないな。みつこといつみが最後尾、二人とも足をとられて根っこに両手でぶら下がっているような大ピンチだという のに、滑る前からやっていた家族ごっこを続けている。「じゃあ、みつこがお姉さんでいいから!」「え、私がお姉さんふふっ・・」前のほうではとっくに降り 切ってかわろくさんの後を懸命に追うかずお、慎重におりたはずがどろどろのせいや、じろう。

 田んぼ前の苗床では、雨の中、なかよしとに こにこのお母さんたちが苗取りの作業をしてくれていた。ご苦労様でした。お昼は倉庫前の屋根の下で。むらかな組の子たちと一緒に食べました。いちこ・さん た・つぎこはちょうど2年前こんな感じだったのですね〜。大きくなりました。感謝。

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